今日はコンクリートの打継ぎ目地についてお話します。
コンクリート流し込み時、住宅の壁にみられる打継ぎ目地!
建物を建てる際にコンクリートが打ち継がれている場所なのですが
この部分は構造上、建物の負荷を逃がす為の箇所になり、非常にクラックが入りやすい部分になります。
仮に躯体にひび割れが入っても雨水が侵入しないようにコーキング剤を充填します。
ですがこのような目地部からの雨漏りが起こる可能性もあります。
例えばの話ですが、よく高速などで渋滞待ちをしている時揺れを感じた事などないですか?
建物も同じで、日常の道路振動や、生活振動で、わずかながらも揺れ動いているのです。
コーキング剤は本来柔らかい物なのですが、長年の劣化の元シール材が固くなり
そこに振動が加わり亀裂が入るのです!シール材の中央部に亀裂が見えるでしょうか?
この様になってしまうとコーキング剤の打ち替え時期です。
まずは既存のコーキング剤を剥ぎ取り、養生テープを貼り付け、プライマーを塗布し
そして新たなコーキング剤を打設、打設後周りの養生テープを剥がし打ち換え完了です。
建物を塗り替えてもらう際にはどういう処理をするのか注意が必要です。
弊社では建物の調査なども行っています、小さな事でも結構です!
気になる事が御座いましたらお気軽にご相談ください。